手摺にエッジを効かせる

折り紙のような印象で、のびやかに展開する階段手摺。

先端のエッジを効かせることで、ずいぶんと違って見えます。

考えてみると、何も意識しなければ、階段手摺は、壁厚がそのまま立ち上がります。

その先端を変えるだけで、これだけのシャープさが演出できるとは、なかなか想像つきません。

建築物の各所は、無意識にこういうものだと考えられて、鋼製されていくのですが、ちょっと視点を変えれば、新しい表現が実現できるという意味において、とても秀逸でした。

#staies