パブリックなトイレです。
よく考えてみると、ここまでしっかりとデザインされたパブリックトイレは、あまり見かけません。
小便器。
国内のメーカーですと、柔らかい曲線を描いた優しい便器がほとんですが、エッジを利かせた、直線的な便器があってもいいはず。
視点を変えれば、とてもユニークですよね。
それと。
目隠しの壁。
細いブラックのフレームが、とても繊細。
しかも。
半透明のガラスの高さのバランスも、申し分ない。
フレームとガラスの高さに違いがあるのも、絶妙なバランス感覚かなと思います。
これが一般的。
と思っていることこそ、ちょっとしたアレンジで、とてもユニークに魅せることができるという意味で、秀逸な事例です。